遺伝子が遠いほど、いい香りだと感じる。
娘が父親を「臭い!」と、嫌うのは正しい。
近い遺伝子を持つ相手は、基本、苦手なのだ。
男性が着たTシャツの匂いを、どれが好みかを判断する実験を行った研究者がいる。
恋愛遺伝子を研究している、スェーデンの動物学者である。
人間も、動物だからね。
HLA遺伝子が遠いほどいい香りだと感じる結果が出た。
僕たちは本能的に、遠い遺伝子の異性を選ぶようなのだ。
なぜか、匂いに引かれる。
という経験は、誰にでもあるのではないだろうか?
なにも大げさな実験などしなくても経験的にいい香りの異性と、苦手な香りを発する異性がいることは、分かっている。
父親は、臭いは正しいのだ。
母親も同じだろうけど、息子は言わないだけなのかもしれない。
思春期の女性は、厳しい。
DNA婚活というのがあるそうだ。
遠い遺伝子同士が引かれ合う、という法則を使ってカップリングする。
確かに、一緒にいて心地いい香りはするかもしれないどね。
話が合うし、条件もいい。
でも、匂いが苦手な異性は、長く付き合うのは大変だろう。
とはいえ遺伝子は、選択の一部にすぎない。
異性に限らず、同性でも苦手な匂いがする人がいる。
やはり、遺伝子が近いのだろうか?
見た目や、趣味、運動能力、しぐさ、声など、匂いに限らず、僕たちは遺伝子レベルで異性を判断している。
匂いは、そのひとつだと思う。
どれを重視するかだけど、匂いはかなり重要だと思っている。
一緒に暮らすのだから。
ビジネスでも、遺伝子レベルで苦手な相手はいそう。
それで判断はできないけど。
文:紙本櫻士
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