1930年頃、アロハは派手な和柄の開襟シャツだった。
ハワイに移民した日本人たちが、着物をシャツに仕立て直したのが始まりだという。
常夏のハワイでは、着物より開襟シャツが過ごしやすい。
高級な着物は生地もいいし、軽かったりする。
着心地も良さそうだ。
というのを踏まえて、
タンスの肥やしになっている着物をアロハにして、着ている。
そういう意味では、正式なアロハである。
だいたい一着と半分くらい作ることができる。
半分とは、子供用アロハである。
親子で、同じ柄を着られるのがいい。
現在、ハワイではアロハは正装である。
式典や冠婚葬祭で着ることができる。これは、素晴らしい。
日本の夏は、もはや熱帯である。しかも、湿度が高い。
アロハを公式な場で着られるとありがたいのだけど…。
ハワイのアロハ文化が羨ましいのだ。
例えば沖縄には、かりゆしウェアがある。
「アロハシャツとどう違うんだ?」
と調べてみると、ほぼ、同じだった。
沖縄らしさのあるアロハシャツだそうだ。
当初は、『沖縄シャツ』だったが、1990年に『かりゆしウェア』と名前を変えた。
何かのイベントで、
官公庁の役人が着ているのを見たことがある。
ことによると、沖縄の正装にしたいのかもしれない。
してるのかな?
アロハシャツのネーミングでは、日本の正装にしづらいだろう。
着物で作れるのだから、それっぽいネーミングがあれば流行るかもしれないよね。
羽織って着られるのは、着物っぽいし。
暑い日本向きだと思う。
僕は、夏になるとアロハばかり着ている。
タンスの肥やしになってる着物は、ぜひ、アロハにしよう。
文:紙本櫻士
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