飲まないと痩せる。
「チョイと一杯のつもりで飲んで、いるの間にやらハシゴ酒」
と、歌ったのは植木等のスーダラ節である。
僕はまさにこれで、ハシゴ酒をしてしまう。
そして、飲むと余分な栄養を取ってしまう。
アルコールは妙な薬で、飲むと喉が渇く特徴がある。
アルコールが水分を奪うからだ。
のどが渇いてビールを飲むと、更に、喉が渇きもう一杯となる。
これは、ズルいよね。
しかもお腹が減っていると、飲んで食べてしまう。
ビールなら脂っこいものが美味かったりするし。
お酒を頻繁に飲みだしたのは、たぶん、25歳くらいだ。
余計なエネルギーを体に長い年月をかけて貯めるのだから、これは、太っていく。
子供の頃は、親が作ったご飯だけ食べているから、太れない。
余分なエネルギーなど、摂取しないし、できないからね。
さて
現在、ダイエット中である。
基本、アルコールをあまり取らない。
禁止はダメで、禁止はストレスなのだ。
ただでさえ、ストレスな日々なのに、さらにストレスを増やすのはよくないのだ。
飲まないと、なんか痩せる。
不思議である。
大学のゼミで中田耕司先生の授業を受けていた。
教科書が、村上春樹翻訳『マイ・ロスト・シティ』だったりしたのを覚えている。
まだ、村上春樹が無名に近い頃だ。ベストセラーも書いていない時ね。
「いい酒を飲みなさい」
と、中田さんは繰り返し話していた。
授業がある度に言っていたかもしれない。
僕の場合、お酒が原因だけど(たぶん)、太る習慣は人それぞれだろう。
原因を見つけて、取り除くと元の体重に収束していく。
ダイエットは、シンプルなのだ。
原因を見つければいい。
僕は、アルコールが太る原因だった。いい酒をたまに飲むのが、体にもよさそうだ。
みんなは、どうだろう?
文:紙本櫻士
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