ビフテキとトンカツで、敵に勝つ。
勝ち飯と言えば、ビフテキとトンカツである。
僕的にはね。
現在、味の素は「がんばる人のチカラになる」というコンセプトで『勝ち飯』プロジェクトを進めている。
オリンピックに向けてだと思う。
もちろん、味の素の商品の販促だとは思うけど、僕たちがやっている『月見めし』と、どこか似ているので気になるのだ。
勝ち飯のテーマは、体づくりだという。
スポーツマン、受験生でなくても、サラリーマンだって元気に勝ちたい。
勝つにはカラダが資本という考え方だ。
で、チカラめしならぬ、勝ち飯の登場である。
月見めしはどうか?
僕たちは米前線を追って、旨い新米を食べるプロジェウトである。
新鮮な卵をかけて、月見うどん、月見そばと並ぶ、代表的な美味しい月見めしを考えている。
つまり、うまい米を食べたい。
シンプルなのだ。
カラダにうよかったり、不足した栄養が旨いわけだから、勝ち飯が目指しているところと似ている。
月見めしには、豊穣を祝う祭礼が、そこに加わる。
月見は、日本の収穫祭だからである。
勝ち飯は人間同士の戦いだけど、月見めしは、どこか祝祭の香りがする。
宗教的ではないけれど、神様(自然?)に感謝するのだ。
「いただきます」
の、気持ちに似ている。
勝ち飯プロジェクトは、商標取得から10年くらいだ。
結構、長く頑張っているののだ。
僕たちの月見めしは、実は、半年くらい。
月見の商標を取得してから、あまり経っていない。
というわけで、
日本の「美味しい」を見つけることから始めている。
地道にやります。
勝つことはなくて、単純に美味しいを見つけたい。
体にイイは似てるけど、違う。
大乗仏教と小乗仏教みたいに、目指すところは近いけどね。
文:紙本櫻士
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