CDができてから、30年以上経って劣化が始まっている。
古いCDに、音飛びがある。
保存の問題はあるかもしれないけど、30年くらい経過したCDが怪しい。
CDが出た時は、半永久的に好きな音楽を保存できると思っていたんだ。
ところが、次々と劣化しているという。
それは、困る。
話が違うではないか!
滅多に聴かないCDでも、保存していつか回したいのだ。
資料として残したい音源もある。
CDが脆弱なのは、寝耳に水である。
ところが、レコードは問題なく聴くことができる。
50年前のレコードに針を落とすと、問題ないのだ。
アナログの強さなのだろうか。
レコードは1万回くらい聴いたら、音が悪くなるとぐぐったら出てきたが、1万回なんか聴かないよね。
どんなに聴いても、1000回くらいかな。
僕が始めて買った、カラヤンの未完成交響曲でも、1000回も聴いていない。
だいたい、同じ曲は飽きるではないか。
現在、モノを所収しなくなってきている。
例えば音源は、ネットから配信されるから、スペースを取って所有する必要がない。
ということは、CDを売って印税を稼ぐことが難しくなっている。
所有しないからだ。
ミュージシャンも小説家も、いままでと同じビジネスモデルは難しい。
では、どうするか?
でも、そこが面白いのだ。
じっと止まっている文化はつまらない。
新しい波が生まれつつあるのだ。
悲観することはない。
新しい、ビジネスが生まれつつある。
それだけである。
文:紙本櫻士
ラジオ版 トライ&エラー
【人気記事】
【ラジオ 起業でごはん!! 人気トーク】
【マンガな米前線】
コメントをお書きください