イベントのマネタイズは、大変。
淀川河川公園で開催した『千人の月見の宴』では、7000人の集客があった。
「100人集めるのもホネなんだ。1000人集めるなんてありえない」
開催を計画した時、実行委員会で言われた。
「1000人くらい来るよ」
と僕が言っていると、
「根拠のない自信で、無謀」と、
能楽師の辰巳満次郎さんにも言われたものである。
しかしやってみると、
第一回目は、1500人、4000人、7000人と、イベントは、次第に大きくなった。
また、イベントをマネタイズする大変さも分かってきた。
人が増えると、開催費用がうなぎのぼりなのだ。
警備、設営、スタッフ人件費などなど。
余談だけど、
東京ガールズコレクションが、一時期話題になったことあある。
『東京ガールズコレクション』の商標権を8億円で買ったりと、世間を驚かせた。
8億円は、無謀である。
マスコミでも話題になり、それくらいの広告効果はあったのだろう。
8億円の収支計算は、うまくいったと思う。
結局、イベントを開催してマネタイズするモデルは、なかなかうまくいかないようで、現在、苦戦している。
とはいえ、知名度もあり、やり方はまだまだありそうだ。
僕たちの製品『ステージキッズ』を『東京ガールズコレクション』に使えないか? と打診があったりしたので、気になるイベントである。
採用に至らなかったけどね。
強化ダンボールでステージを創るもは話題性もあるし、ステージをアートに仕上げることができるため、面白いと思っていて、未来のステージを変えることができる。
僕は、そんな風に考えている。
まだまだ、ハードルは高いが。
掛川で能イベントをする8月12日は、山の日の振替休日である。
世の中は、お盆休みで、集客にどんな影響があるかは分からない。
ただ、案外、みんなやることがなくて、観に来てくれるのではないか。
イベントは、やってみないと分からないところがあって、やりながら修正する能力も必要だ。
根付かせるには、あと一工夫二工夫も必要だろう。
イベントをやってみて、主催が大変だと痛感した。
何をしたいか、何でやるかを明確にして、マネタイズをする。
それが難しい。
またそうしないと、続かない。
『米前線』でも、新米を食べるイベントはセットだと考えている。
卵かけご飯を『月見めし』として、新米がでる月見の時期にいただくのはどうか、
思案中である。
うーむ。
文:紙本櫻士
ラジオ版 トライ&エラー
【人気記事】
【ラジオ 起業でごはん!! 人気トーク】
【マンガな米前線】
コメントをお書きください