旅行と保険が多い。
Amazonやメリカリで、モノが売れているイメージだけど、ネットでは無形のサービスが半分くらいを占めている。
利用者の年齢は、30才以下が60%で70才以上でも18%もネットで買い物をしている。
そんな統計を、総務省やJETROが報告している。
実際、家まで届けてくれるネットショッピングは、高齢者に向いているだろう。
米とか水は重いから、女性や高齢者が利用していそうである。
スーパーで買うと、運ぶのが大変だからね。
高齢者の利用は、今後、増える一方だろう。
こうした買い物が大半を占めていると思っていたのだけど、実は、無形の保険や旅行、音楽配信などのサービスが半分をしめているようだ。
確かに、僕は飛行機のチケットから旅館の支払い、自動車保険などは、当然のようにネットを利用している。
旅行会社や保険の外交員に会い、時間を取って申し込む手間を考えるとネットはスマートだ。
しかも、安い。
例えば、高齢者が利用している病院の予約がアプリでできると素晴らしい。
医療のネット環境は、意外と遅れているように思う。
タクシーの配車をネットで申し込むサービスが可能なら、病院でもできそうである。
家で病院の予約ができ、30分前に順番がくることをアプリが教えてくれるサービスである。
病院側も、煩雑な順番待ちを整理せずにすむし、保険証などの登録もすればさらに便利だ。
熱があって苦しいのに、待合室で長時間座るのは、本当に大変なのでなんとかして欲しい。
コンビニより多くなって経営が大変だという歯医者なども、アプリで差別化できそうである。
「子供の矯正が得意」
などと、アピールもできるし。
医療は資金があるところだから、大企業が手を出しても採算が合うのではないか。
医療関係の社内ベンチャーなら、できそうだけど。
ネットは、無形のサービスが(案外)向いているのかもしれない。
モノは、本当は手にとったり、見て買いたい。
うなぎや、トウモロコシの焼けた香りに
「誘われて買う」は、ネットではできないから。
文:紙本櫻士
ラジオ版 トライ&エラー
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