ネットラジオのパーソナリティー
オールナイトニッポンがネットラジオのパーソナリティーに応募している。
先週、『Rdiotalk』というiPhoneのアプリでラジオ番組を作り出したら面白くて、つい。
3分の番組に「#NextTalker」ハッシュダグをつけるだけなんだけど。
ゲリラマーケテキングのひとつである。
ネットラジオは、いまや山ほどある。
ラジオ番組をネット配信している局も多い。
音声ネット配信は、もう、特別なことではなくなり、初期のブログのような媒体になりつつあるようだ。
音声配信にPodcastがあるけど、いざやろうとすると結構ハードルが高かった。
「どうすればできるの?」
と、ググってみても、今すぐ配信など難しい。
ならば自分のサイトで配信すればいいじゃないかと思っても、素人には難しい。
ところがラジオトークは、アプリをダウンロードして、iPhoneに話しかけたら、たちまち音声配信ができてしまう。
「こんなんでいいの?」
と、怖いくらいだ。
ブログ作るより簡単かもしれない。
酔って話しているんじゃないか。と思われる人もいるし、明らかに精神的にイッテしまっている人もいる。
とても、演出だとは思えない。
もはや、カオス状態だ。
中には、
「ラジオ番組はこうあるべき」という、スタイルで番組を作っている人たちもいる。
折角のカオスなのに、水戸黄門の印籠のようにお便りを読み、安定の番組を配信している。ラジオトークは、基本、音楽を流せないが、いまにもリクエストを流しそうな勢いである。
「なんか面白いことできないかな?」
と、探る方が圧倒的に面白くてワクワクするのに、定形はもったいなくないか?
「ラジオは洞窟だ」
と、ある友人が言っていた。
暗闇の中でリスナーは、声だけを聞いている。
迷うとさっとリスナーは出ていってしまう。
「上手く案内しないといけない」と。
自分の配信を聴いていて、
「えー」「あのー」と、やたらと言うのにも気づいた。
おそらく、僕は暗闇の沈黙が怖いのだ。
とはいえ、
沈黙は人をひきつける。
落語の間のように。
まぁ、それができたら真打ちだよなぁ。
現在、小僧の見習い状態で配信中である。
文:紙本櫻士
ラジオ版 トライ&エラー
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