ミドリ信号。
1930年の法令には、「緑信号」と書かれていたという。
「あか、みどり、きいろ」
でも、語呂が悪いというか、しっくりこない。
「あか、あお、きいろ」
と、言いたい。
青い、赤い、黄色い、黒い。
みんな「い」がつくのに「緑い」とは言わない。
緑って何なの?
という疑問が湧く。
目には青葉 山ほととぎす 初鰹
と詠んだのは、江戸中期の俳人・山口素堂である。
色、音、味を5,7,5の中に鮮やかに読み込まれている。
日本人は、季節の旬を大切にしてきたので
「ああ、なるほど」と、膝を打つ句である。
この句は、緑と青の混同が、江戸時代にもあったのを示している。
現代の青信号のようにね。
ググってみると、古代は、青し、赤し、白し、黒しの4つしかなく、この4つで表現しなければならなかったという。
でも、
奈良時代の冠位十二階に黄色があるから、4つじゃ無理があると思うけど…。
どうなんだろう?
「青二才」
「青臭い事言いやがって」
「青汁」
「青虫」
などは、みんな緑だけど、緑がなかった名残のようだ。
余談だけど、
「鍋特集を色でできないか?」という、企画を雑誌でやったことがある。
赤、青、黄色の鍋である。
赤は簡単、キムチ鍋だ。
黄色は、卵料理とか使えばできる。白菜だって黄色い。
青が問題だった。
そもそも食べ物で青は、毒の色である。
青いモノを見ると、本能的に「これは毒だ!」と、僕たちは思い口にしたくない。
でえもいま、思えば「緑」で良かったんだよね。
日本人にとって、青は緑だから…。
なぜ?
が、起業に役立つと思う。
みんなの常識は、ブルーオーシャンを見つけるヒントになる。
https://komezensen.jimdofree.com/
https://radiotalk.jp/program/2486
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