iPhoneひとつあれば、ラジオ局。
『Radiotalk』というアプリがある。
いつダウンロードしたのか忘れたけど、僕のiPhoneにまぎれていた。
ネット・ラジオ局を簡単につくれるソフトだ。
昨日、「発信のハードルが下がっている」
と、ブログに書いたけど、これはスゴイ。
下がりまくりである。
アプリを立ち上げて、
iPhoneに向かって話すだけでいい。
これで、ポッドキャストにまでつながる。
持ち時間は、12分だ。
拍手やツッコミ、ピンポンなどの効果音も入れることができる。
ただ、音声の編集はできないから、一発どりである。
自分の番組を作成する前に、いくつか聴いてみると、まぁ、カオスである。
精神的に病んでいる人。
ニートな人。
目立ちたくて仕方がない人。
誰にも言えないことを、つぶやき続ける人。
一体これは、ラジオなのか?
と、聴いていて不安になるほどだ。
特撮戦隊モノの話を、泣きながら語り続けている女性とかもいるし…
匿名だから、王様の耳はロバの耳状態だったりする。
iPhoneに向かって愛を叫んでも、誰が叫んでるのか分から仕組みもある。
ことによると、ラジオとは違う「何か」なのかもしれぬ。
ただ、そこに何かが生まれているワクワク感があった。
「こんなに簡単に、ラジオのパーソナリティになれるんだ」
と、参加する人たちの高揚も伝わってくる。
ジャズやロックが生まれた時、
「こんな音楽があるんだ」
と、みんなが実験しながら、高揚し、発信した感じに似ているかもしれない。
これって、企業、起業にも使えるよね。
切り口次第で、面白いことができるのではないか?
ラジオ版
文:紙本櫻士
https://komezensen.jimdofree.com/
https://radiotalk.jp/program/2486
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