ドラえもんの秘密道具。
ダジャレだよね。たぶん。
ほんやくコンニャクを食べると外国人の言葉が、自動的に翻訳され、お互い母国語のように話せるようになる。
ドイツ人の女の子が登場し、ドラえもんがドイツ語で話すシーンを覚えている。
「オーヤパーナ」
「ヤーヤー」
なんて。
「これは欲しい!」と、思った。
どこでもドアもね。
自動翻訳機の進歩がめざましい。
日本では、早くから研究が進み、現在、TOEIC800点くらいの実力だという。
800点もあれば、十分会話ができる。
テレビ電話を介しての会話などは、いますぐできそうだ。
例えば、カンボジアと日本で、お互い現地語を使ってビジネスができる、とか。
ますます、ネットが世界を縮めていく。
「ドジャーズのパードレ(選手)が盗塁し、二塁に進んだ」
を、数十年前、翻訳ソフトで日本語にしたことがある。
なんとなくね。
「卑怯者の神父が二塁を盗んだ」
と、そのソフトは訳した。
これは、ひどい。
けど、面白かったので覚えている。
ドジャーズの本拠地がサンフランシスコだったことがある。
ジモティーは市内を走るケーブルカーをひらりとかわしながら道路を渡るのが自慢だった。
Dodgerには、ひらりと身をかわす。という意味がある。
なので、ケーブルカーをかわすサンフランシスコっ子という意味で、ドジャーズだ。
また、逃げるから「卑怯者」「ペテン師」という意味もある。
パードレは神父だから、ソフトは卑怯者の神父と訳したのだ。
ハードコアを、地核と訳してたなぁ。
地球のコアですね。
あれから、30年くらい経って、ついにTOEIC800点になった。
かなり勉強したんだね。
もう、卑怯者の神父はいなくなった。
問題もある。
スマート・スピーカーでも書いたけど、秘匿性だ。むやみにビジネス会議などで使えない。
政府が監視している国なんて、口を滑らすのが怖いだろう。
情報は、やっかいなのだ。
ここにも、ビジネスチャンスはありそうだけど。
2020年の東京オリンピックまでに、急ピッチで多言語で使えるよう開発が進んでいるという。
オリンピックは、技術も進歩するのだ。
ほんやくコンニャクは好き嫌いがありそうだから、マイクなどつけて話す方が僕はいい。
外国人にコンニャクを勧めたら「NO!」と、言われそうだ。
ちなみに、味がついたほんやくコンニャクがあって、ドラえもんによると高価だという。
田楽タイプとか、醤油味とかだ。
僕は、田楽がいいかな。
文:紙本櫻士
https://komezensen.jimdofree.com/
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