千人の月見の宴を全国で!
月見は、収穫祭である。
米前線と合わせて、新穀を祝うイベントにしたい。
今年は掛川が手を挙げてくれた。
これからどうするかは計画を練らないといけないけど、掛川で開催する予定だ。
今年も掛川祭がある。
牛車が曳くような二輪の古風な山車を、人が曳く。
10月第二週に行われる祭典で、3年に一度行われる祭りは、掛川大祭と呼ばれる大きな催しになる。
僕は、毎年、参加している。
掛川の月見の宴では、掛川祭りで活躍する三味線や太鼓などを披露し能を鑑賞する。
京都のみやこ踊りのようなイメージである。
また、3年に一度の掛川大祭では、掛川城二の丸で薪能を考えている。
新米を祝う月見めしをいただきながらの、薪能鑑賞である。
淀川河川敷で開催した『千人の月見の宴』には、7000人が集まって月見を楽しんだ。
月見には、人を引きつける何かがあるようなのだ。
開催するごとに、1500人、4000人、7000人と人が増えていったからだ。
しかし、大きなイベントになると運営が大変である。
資金、人もだけど、安全、音など、解決しなければならないことだらけである。
なので大きなイベントに育てるより、点で全国で開催したい。面より点である。
小さな自治体でも、月見の宴で地元の収穫を祝えるではないか。
マルシェのように販売もできるだろう。
とはいえ、隅田川とか京都の渡月橋とかでも、やりたい。
素敵な月見ができると思っている。
今年は、まずは、掛川なのだ。
文:紙本櫻士
https://komezensen.jimdofree.com/
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