崖から飛び降りてから、飛行機を作るようなもの。
ベンチャーは、小粒なイメージである。
うまくいくと中小企業になる感じ。スタートアップは、世の中を変革するビジネスで、スピード感も重要になる。
たちまち、世の中で支持され広まっていくのも、スタートアップの特徴である。
例えば、Amazon、スマートフォン、Google、インターネットなどは、スタートアップしたビジネスだ。
インターネットはインフラだから、厳密に言うとビジネスとは違うのかもしれないが、あっという間に広がり世の中に変革をもたらし、新しいビジネスを作っている。
ただインタネット自体は、ビジネスではなく、間違いなくインフラである。
Googleは、インフラをビジネスにするとこが、インターネットとは違っている。こっちは、当初からビジネスなのだ。ネットがないとできないけどね。
GoogleやAmazonなどを並べてみると、どれも一番利用されるインフラになっている。
僕たちは、Amazon、スマーフォン、Googleなどのインフラを利用してビジネスを展開している。
文集を書く時、どこからか聞いた情報を書くと、これは二次情報、三次情報になり、価値が下がってくる。
一番最初に、自分で考えて情報発信する一次情報に、価値がある。
一番利用されるインフラを使ってビジネスを考えるのは、そんな文章に似ている。やはり、一番でないと価値がない。
で、社会に影響を与えるほどのインフラを一番に思いついたら、スタートアップをする価値がある。
問題は、そこに価値があるのかどうかは、(いまは)分からない。ということである。
何しろ、無いものだから。
未来からタイム・マシンでやってきて、みんなが使っているサービスや技術が分かっていればそれをなぞればいい。
ビートルズのデビュー前に、イエスタディやHelpを発表すればいいのだ。
ところが、試行錯誤をしながら、うまくいくのかどうかを「崖から飛び降りながら、構築していく」。これは、辛い。タイム・マシンがないのだから仕方がないのだけど。
でも、やらなければ前に進めない。
僕が現在やっている、ステージキッズや紙鍋キット『にえたった』は、ベンチャーだと思う。
もうひとつやりたいのは、米前線というサイトを使ったインフラである。
こっちは、スタートアップなのかもしれない。
もう、僕は飛び降りている。
くわばらくわばら。
文:紙本櫻士
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