製造物責任法という、ハードル。
ステージキッズには人が乗る製品である。
ステージだからね。
で、何かあったら責任を問われる可能性があるため、保険に加入しなければならない。
年に数個売るくらいなら、必要ないけれど(たぶん)、100個とか1000個以上売りたい弊社としては、加入すべきだろう。
9月20日(木)に、バイヤーが集まる商談会がある。
商品の売り込み条件として、PL法保険加入が必須である企業が多いのだ。
つまり9月20日までに手続きをして保険に入らないと商談すらできない。あと、パンフレットとWEBサイトも、新しいステージキッズを紹介するものを作らなければならない。
やることはいっぱいである。
Amazonの販売だって、保険をクリアした方がよいだろう。
で早速、保険代理店に電話して訊いてみた。
「例えば、上から落ちて打ちどころが悪くて、亡くなったり重度の障害が残った場合は、5億円くらいまで保証があります。売上に応じて、保険料が変わります」と、保険代理店の担当者が言う。
「ステージなので、可能性はあるけど、ベッドでも同じじゃないかな。ベッドは、ふにゃふにゃしてるから、足を踏み外して落ちる可能性があるし」と、僕は言った。
「ベッドのことは分かりませんが、可能性はあるかもしれません」
「何もかもカバーするのは難しい。まずは、最低限これくらいを算定して見積もりが欲しい」
新製品の保険は、見積もりが難しいと言うのだ。
何が起こるのかが分からないから…。
とはいえ、PL法をクリアしないと商談もできない。
当初は、そんなに高くはないようだけど、難しい条件があったら困るな。
文:紙本櫻士
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