欲しい! かどうか?
表紙デザインが良くない本は、売れない。
か、売りづらい。
タイトルも重要だけど、直感的に「欲しい!」と、思わせるデザインができたら強い。手にとってもらわないと、売れ行きに影響するからだ。無名の作家ならなおさらである。読んでダメだったら、話にならないけどね。
頭から尻尾まで内容があれば、ある程度は読んでもらえるんだけどリピーターになるには、さらなるハードルがある。当たり前だけど。
友だちになってくれる(読者になってくれる)人やファンは、その作品によって心にクサビを打たれた人だと思っている。
面白かった、ためになった以外に、何かプラスアルファいるのだ。
コツは、全員によかったと思われようとしないことではないだろうか。
けなさなれないし愛されない作品には、ファンもつかない。
行政が出す味気ないガイドや説明文に似た、制作物である。
非難されるのを恐れるばかりに、何もできないのだ。
自分が信じる面白いものをきちんと伝えればいい。
実はシンプルなのだ。
余計な忖度などすると、作品はたちまち腐ってしまう。
そうは言っても、まずは、手にとってもらう必要がある。
見た目は大事なのだ。
話は、それからだ。
文:紙本櫻士
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