千人の月見の宴で使う、雨天会場が使えない。
枚方市民会館が12月まで、天井などが破損したため使用中止だという。
申込みもできない。
2015年より開催を続けている『千人の月見の宴』は、初年度に千五百人、昨年は7000人が来場してくれるイベントになった。
これ以上人が増えるのは大変だけど、みんなが来てくるのは嬉しい。
問題は、雨天会場である。
基本、入場料は無料なのだけど、お弁当付きの協賛席を毎年用意している。
千人の月見の宴の運営費用に当てているわけだけど、雨天時も市民会館で能と音楽を楽しむことができるようにしていた。
「晴れていても、使って欲しい」と枚方市から要求されているのが難点だけど、毎年、市民会館を押さえて雨に備えている。
晴れたら、二箇所で開催しないといけない。という決まりはないけど、何故か使って欲しいと言われている。使っていないと、苦情が来るのが理由だそうだ。
今年、雨天会場使えないのは大問題で、枚方での開催を見送らざるを得ない。
協賛金をいただいて雨が降ったら中止には、できないから…。
枚方はほぼ震源地だけど、街の被害はそれほどでもない。
お隣の茨木市や高槻市は、場所によっては被害があったと聞く。僕の家では、何も倒れず、何も壊れなかった。
テレビなどの報道で、崩れた場所が繰り返し放映されたため、大阪北部は被災地のように見えたけど、大きな被害は(僕が見る限りは)なかった。
先日の地震の60倍のエネルギーの熊本地震とは、幸い比べ物にならないのだ。
ただ、枚方の場合、強度に問題がある場所が崩れていた(ように思う)。
枚方市民会館も、その中のひとつなのだろう。
※ 写真は、版画家・牧野良幸さんが描いたジョンレノンの生家をモチーフにした作品。僕の家に似ているんです。
文:紙本櫻士
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