右手にギター、左手にステージキッズを実現?
目指すところは、軽くて、持ち運びが簡単で、クールなステージである。
簡単に組み立てられるステージを箱の中に収めることができればいい。
例えば、自転車を入れる箱を使ってみたらどうか?
写真が、コンパクトなステージキッズである。ステージキットがキレイに収まっている。
これなら、選挙など「辻立ち」でも活躍できそうだ。
ハスカイに補強板を入れ、さらに8枚の補強をすれば10トンくらいの強度になる。
選挙の場合、問題は雨だろう。
天板を撥水加工すれば?
アイデアは広がる。
撥水加工すれば、少々の雨でも平気になる。側面も撥水加工ができる。
なにしろ強化ダンボールは、軽くて丈夫。組み立も簡単なのだ。天板撥水加工で、雨にも強いとなると…。
去年、ジャパンフェスティバル・ボストンに、ステージキッズが採用された。
7万人も訪れる、春の大きなイベントである。
今年は、本日、4月28日、29日開催される。今日じゃないか!
采用されたきっかけは、たまたま、イベント共同代表の青谷さんが来日していた時、関西ローカル番組でステージキッズの紹介を見たからである。
「簡単に持ち運べて、みんなで作れるステージが欲しい」と、青谷さんが探していたから即決だった。
で、アメリカのステージ事情も知りたくて、というか、ボストンとニューヨークを観たくて、僕たちはジャパンフェスティバル・ボストンに行ってきた。
行ってみないと、分からないことがある。
ステージキッズの市場がアメリカにある。と、僕は勝手に思っている。
片手で持てたら最高だ。
去年日本からステージキッズを空輸したのだけど、やはり、コンパクトに運べる工夫が必要だと感じた。空港まで運んだり、途中の移動が大変だったのだ。
自転車の箱を使ったアイデア、天板の撥水処理など、みんなでブレストをしながら、新しいステージキッズを鋭意開発中だ。
さて、どうするか?
文:紙本櫻士
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