最大の発明。
人類最大の発明は、火であろう。
と、思っている。
動物の骨を使った矢じりとか、釣り針とかいろいろありそうだけど、火の発明は大きい。
ブログのタイトルに、発明の寿命と書いたけど、火は旧石器時代から続く発明である。
自動掃除機とは、わけが違うのだ。
世界史では、発明ではなく『火の使用』とあるが、間違いなく発明。自然界にあるモノだけど、自由に使う方法を思いついたのが偉いのだ。
19世紀に発明された、ダイムラー・ベンツだって、ワットの蒸気機関だって火を使ったアイデアである。
石炭をモクモク炊いて、蒸気機関車は走るしね。
電気を供給する火力発電も原子力発電も、基本、熱を利用して別のエネルギーに変換する方法だ。原子力は、一見、火を使っていないようだけど、原子の火であることに変わりはない。燃えているものが違うだけである。
電力を起こす原理は、わりとローテクだと思っている。
近年の大発明は、ネットだろう。
ネットからコミュニケーションや情報を取れるのは、僕たちが夢見ていた環境だ。
最近まで、図書館に通って調べなくてはならなかった情報が、ググれば簡単に手に入る。
とはいえ、
ネットにしても電気で動いているから、やはり火の発明を使っている。
そう考えると、面白い。
案外、僕たちは進化などしていないのかも知れぬ。
文:川はともだち 代表 紙本櫻士
【人気記事】
男殺しのオイルサーディン丼。クラウドファンディング、リターン中。
【最新記事】
【記事一覧】
コメントをお書きください