こんな人が「ベンチャー起業家」として大成功する。
というタイトル記事を興味深く読んだ。
書いた人は、アメリカのベンチャー・キャピタルである。投資家からの視点であるところが面白い。
成功する可能性が高いベンチャー社長を探している人たちは、いったい何を見ているのか?
なるほどと思う記事だった。
著者は、4つ挙げている。
1 メガロマニア(誇大妄想癖)
2 パラノイア(偏執狂)
3 ヒューメイン(人間性溢れる性格)
4 ベンチャーの経営者であること
要するに、陽気なイケイケで、新しい事業の成功にこだわり、それでいて憎めないひと。
4番目が、分かりにくい。
「いかに人がしないことに“根拠無き確信”や“揺るがぬ信念”を持って挑戦し、周りにクレイジーと言われても、冷ややかな反応が続いても、リソースの続く限り臆せず前進し続ける精神力。そのエネルギーが新しいベンチャーを創造する根本である」ことだ、とキャピタリストは言う。
今まであるものや、パクって事業化する人は、ダメだ。ということらしい。
それはそうだろう。だって、ベンチャーだもの。
根拠なき確信という部分は、僕にはある?
説明はできないけど「上手くいく」としか思っていない。
偏執狂というのは、成功しているベンチャー経営者に(特にIT系)に思い当たる人が少なからずいる。ヒューメインはどうかな?
問題は、サラリーマンでは役立たなさそうなところだ。
こんな資質を持った人を雇うのは大変である。
小説家にも当てはまりそうだけど、彼らには3番目がなくてもよさそう。
文:川はともだち 代表 紙本櫻士
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