牛鍋の味を体験。旨いのだ。
11月18日(土)、ひらかた産業にぎわいフェスタで、『適塾牛鍋パン』を販売する。福沢諭吉が書いた『福翁自伝』をもとに、適塾塾頭時代の牛鍋の味をパンに挟んで体験できる、商品企画である。
お酒と、肉とパンが大好きだった、福沢先生にちなんだ企画だ。
去年、ご来店いただけた枚方市長の伏見さんも、食べながらちょっと日本酒を。
「旨いし面白いから、早くどこかで売ろうよ」と、評価をいただいた。
でも、まだ、販売に至っていない。頑張らねば。
そもそも五年前、マルシェひらかたで何か出店しないか? と、誘いを受けたのがきかっけである。「折角だから面白いものを」と、僕は時代弁当を販売することを思いついた。
平安時代、江戸時代、明治時代の食を再現し、お弁当にして食べる企画である。
それが話題になり、読売新聞、朝日新聞、産経新聞に取り上げられ、たちまち完売していしまった。
その中で、福沢諭吉が食べた牛鍋をパンに挟んで手軽に体験できる商品販売を考えている。
なぜ適塾かというと、福沢諭吉が適塾の塾頭をしていたから。
当時、適塾の近くに牛鍋屋が二軒あって、塾生たちは流行りの牛鍋でいっぱいやっていたのだ。
手塚治虫の『陽だまりの樹』という作品に、塾生たちが集まって食べている様子が描かれている。
手塚治虫の曽祖父は、適塾で学んでいた手塚良庵だ。
漫画では、塾生たちに手塚が牛鍋を奢らされるシーンが描かれている。
面白い人物だったらしい。福沢諭吉の日記にも登場する。
さて適塾といえば、大阪大学の前身である。
大阪大学で『適塾牛鍋パン』がなんとか売れないかと、模索中なのだ。
まずは、
ひらかた産業にぎわいフェスタ
18日(土) 10時から15時
岡東中央公園にて売ります。
文:川はともだち 代表 紙本櫻士
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