100円うどん! 200円ラーメン。
僕が小学生の頃、阪急茨木の地下街に『百円うどん』という店があった。
塾のテストが終わると、帰りにクラスメートの橋井くんと食べに行ったものである。
安いからね。
ちなみに、小学生の時は素うどんが一杯70円、中学になると100円になった。
100円になった時、僕たちは「ずいぶん値上げしたなぁ」と、思ったものだ。
注文するのは一番安い、素うどんだ。
そこにかけ放題の天カスとネギをたっぷり入れる。
なんだか、天ぷらうどんを食べているようで、得した気分になった。
たまに、大阪の芸人をこの店で見かけた。
アフロ時代の笑福亭鶴瓶とかね。
「芸能人が、なんで100円うどん?」と、友だちが言っていたのを覚えているけど、若手芸人たちは貧乏だったのかもしれない。
それから、数十年経って、京都の『なか卯』でうどんを食べた。
驚いたことに、100円うどんと味が同じだ。
天カスもかかっている(かけ放題じゃなかったけど)。
ググると、あの『100円うどん』が、なか卯の1号店だった。
寝屋川に『兼六食堂』という店がある。
ラーメンが200円。焼き飯とラーメンの定食が480円という安さだ。
Facebookに掲載したら、学生の頃から知っている人が沢山いた。
数十年前から、ラーメンは200円らしい。
激安『なか卯』は全国展開になっていて、『兼六食堂』は地元の人気店だ。
全国展開になる店の方が、圧倒的に少数派だろうけど、この差はなんだったんだろう。
TSUTAYAは、枚方駅前の貸しレコード屋さんだった。
全国展開をする秘密があるのかな。なにか。
文:川はともだち 代表 紙本櫻士
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