宝くじは買わない。

お金で買えないモノ。

 

「400万が当たっても、今より幸せになれるはずがない」と、忌野清志郎は歌う。

清志郎じゃないけど、僕も宝くじは買わない。

起業をして、お金への考え方が変わってきたように思う。清志郎は、愛について歌ってるけど、起業という切り口で考えるとお金はツールである。

 

400万が当たっても、今より幸せにはなれるはずがない。

400万という数字が、当たった瞬間に最高額で、あとは減っていくのが宝くじの本質である。

例え、10億円当たっても、どんどん減っていく数字を気にして生きていくのは、幸せではない。どちらかというとストレスである。

地面をはっているアリに、スプーンで砂糖をあげるのに似ている。

宝くじは、そんなもんである。

 

お金をツールだと考えると、お金との付き合いは変わってくる。

中には、よいツールを沢山持っているのに使わないで錆びつかせてしまう人もいる。

数字をじっと抱えていてもつまらないのにね。

10億円は、道具(ツール)がいっぱいあると考えてみると面白い。

10億円も10万円も、数は違うけど同じ道具である。

道具を使って、何をするかあれこれ考えるのは楽しい。

いま、手元にあるお金(ツール)で何ができるか? 、だ。

 

ギターを買ってミュージシャンを目指してもよいし、小説を書いても、学校に行っても、もちろん起業してもいい。

 

でも、ツールを使って宝くじは買わない方がいい。

幸せになどなれないから。

なので、僕は宝くじを買わない。

たぶんね。

 

文:川はともだち 代表 紙本櫻士

 

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