ステージを上げるということ。
上がったかどうかは分からないけど、ひとつのことを達成すると、すぐ、次の課題が待っている。
『千人の月見の宴』も、もう、三回目。
毎回、同じことをやっていたら勝手も分かって、楽だけど、僕はチャレンジを続けたいと思っている。
「ハードルを上げると、損しますよ」と、舞台監督に何度も言われた。
他の人にもね…。
「もう、この辺りでやめてください」と、事務局の広瀬も、怖い顔で言う。
面白いことに、ステージを上げて成功すると次は、さらに困難な課題が出てくる。
毎週、新たな敵が現れる少年ジャンプのように、どんどん強い敵が立ちはだかり、僕たちはそれを倒さなければならない。
でも、以前立ちはだかった敵は乗り越えた後、もはや、相手にならないほど弱く感じる。
第一回 千人の月見の宴と同じ規模のイベントを開催するのは、もはや容易なのだ。
当初は、どうやってクリアしようかと、あれほど必死だったのにね。
ドラクエをやっていて、経験値とかが上がった状態かもしれない。
もうひとつは、一緒にビジネスをするパートナーや、つきあう友人も変化しているように思う。ガラッと変わるわけじゃないけど、いつのまにか消えていく人や新しい仲間など、ハードルを超えるごとに、変化していく。
そして素晴らしい人たちが残っていく。
ありがたいことです。
で、新たな敵は、いつも僕たちより強い。
やりがいがあるとも言えるし、果てしないとも言える。
文:川はともだち 代表 紙本櫻士
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