値づけが難しいのだ。
簡単ステージキット・ステージキッズを売っているわけだが、値段をつけるのが難しい。
「世界初！」などと、言っているくらいなので値づけをどうするか？ が、問題なのだ。
似たような製品がないからね。
強化ダンボールを使っているため、材料費は結構掛かる。
で、運送費、人件費なんかも考えなくてはならない。
現在、高さ30センチ、幅120センチ✕120センチが、一個2万円（送料込）、高さ60センチのステージキッズが、一個2万５千円（送料込）に設定している。
例えばアルミ製の簡易ステージが、一個13万くらいするので安いとは思うけど、僕たちの製品とは競合しないように思っている。
「ステージキッズっていくらするの？」と聞かれ、
「一個2万くらいかな」と僕が答えると、
「それは高いのか安いのか分からない」と、言われることがある。
ビジネスとして妥当な値段を考えているのだけど、そう言われると困るのだ。
一個３万でも、５万でも、１万でも、おそらく同じように言われるのだろう。
広告と啓蒙が必要な時期なのだ。
『千人の月見の宴』で、2万５千円の席があった（人気の席だ）。
弁当つきで１万５千円や、４人座れて10万円の席も。
「高い」という声もあったのだけど、当日、月が出て薪能『黒塚』と、宇崎竜童のブルースを聞き終わる頃、「安い！！」という声に変わる。
値段以上のサプライズがあった。ということらしい。
ステージキッズも「安い！！」という、サプライズがあると自負している。
なんとか使っていただき、驚きを経験して欲しい。
選挙専用ステージキッズなどは、当選したら「安い！！」ということになるんだろうなぁ。
こちらの値づけは、これからである。
文：川はともだち 代表 紙本櫻士
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