あまりにも多い記念日。
僕的には『千人の月見の宴』まで後3日な日なのであるが、気になるので調べてみた。
コーヒーの日、メガネの日、ネクタイの日、日本酒の日、日本茶の日、浄化槽の日、醤油の日などなどだったりする。
多すぎ。
11月11日が、ポッキーの日のように形で来ると覚えやすいけど、どれも由来が分かりにくいと思うぞ。
浄化槽の日って、なんなんだ! どん! と言いたい。
とはいえ、僕が便乗したいのが日本酒の日である。
幸い、僕たちは『千人の月見の宴』という純米吟醸酒を山野酒造さんに造ってもらった。
日本酒の日で、いいじゃないか。
ラウドファンディングのリターンとして造った酒である。
売り切れなかったので、月見の会場でも2000円で売ることにした。
そもそも僕たちは、このお酒を1本2000円の仕入れている。
で、売値が2000円。
オーマイガ! である。
「仕入れ値と、売値が同じなんて、馬鹿なの死ぬの?」と、事務局の広瀬が怖い顔で言う。
「6千円か、7千円のお酒だよね。そりゃ旨いわ」と、試飲をしながらみーやんが言った。
「お酒を売るビジネスじゃないから、これでいいのだ。5千円だって買わないよ。ブランド力ないし」と、僕が言った。
「後、50本以上あるよ」と、広瀬が酒をあおりながら言った。
旨いから会場で売れる。と僕は思うのだけど、よくよく考えたら「旨い」なんて誰も知らないわけで、どうしたものか。
2000円の酒は、高いと言えば高い。
そもそも特別に造ってもらった(しかも安く)のだから、値段はあるようでないのだった。
「18度くらいが旨いよ」と、酒蔵のご主人の山野さんに教えてもらった。
適温で飲むと、さらにすっきり旨い。
そういえばこの時期の会場は、それくらいの温度である。
うーむ。
10月1日の酒の日に、僕は50本も旨い酒を抱えているわけだ。
幸せなのかも知れぬ。
とりあえず、三日後、千人の月見の宴で売ります。原価で…。
大丈夫なのか。
文:川はともだち 代表 紙本櫻士
チケットぴあにて、発売開始。ネットはもちろん、電話でも買えるということで、アナログな方にも優しいのだ。
0570-02-9999(Pコード 481-199)
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