最後、何度も自分で買って達成させよう、と思った。
感動しながらの100パーセント達成である。
Success! のハンコが、Makuakeのサイトで燦然と輝いている。
途中、あと5万円で達成となった時、もう、買っちゃえ。
と、何度も思った。
いやいや、ズルはいけない。
みんなと一緒に成功させることが、『千人の月見の宴』を続けていく上で大切なのだ。
と、気を取り直し「買っちゃえ」の繰り返しである。
結果、ズルなしで成功。
みんな、本当にありがとう! 本当に感謝しています。
とは言え、最初のサポーターは僕だった。
支援0パーセントが、ずっと続くのが耐えられなかったのだ。
そこから少しづつ増え、最後の30時間で一気に達成である。
「途中、支援が停滞するかもしれないけど、最後にうまくいくだろう」と、根拠のない自信を、自分に言い聞かせてきた二ヶ月だった。
クラウドファンディングをやってみて思ったことを挙げておきたい。
メリットとデメリットがある。当たり前だけど。
【メリット】
1 成功報酬なので、申込資金がいらない。
2 事業開始前に、無料で広く告知ができる。
3 多くの支援者の応援を肌で感じることができる。
【デメリット】
1 目標達成できない場合、魅力がない事業だと告知することになる。
2 20パーセントの成功報酬は、高すぎ。これではサラ金である。
3 Makuakeの営業マンになったような気分になる。
大きなデメリットがあるにせよ、
クラウドファンディングをやってよかったと思っている。
助成金もなく、自分たちの資金と協賛金などで運営しているから、クラウドファンディングはひとつの可能性として必要だったのだ。
僕たちのような人たちは多いだろう。
とはいえ、資金をすべてクラウドファンディングで賄うのは、難しいと思う。
それでも、みんなとチカラを合わせて事業を成功に導くのは、楽しいのだった。
クラウドファンディングは、祭りのような要素を含んでいるように思う。
僕たちにそれが出来たかどうかは別として、よりよい方法はいくつもありそうだった。
終了まで、残り7時間。
とても、貴重な体験になったと感謝している。
みなさんも、ひとついかが?
文:川はともだち 代表 紙本櫻士
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