淀川ブランド推進協議会
「クラウドファンディングを成功させるには、なにか特別なリターンがあったほうがいい。お酒とか」と、Makuakeの担当者から言われていた僕たちは、『なにか特別なモノ』を探していた。
もちろん、重要無形文化財能楽師の立見満次郎さん、宇崎竜童さんの出演は、十分すぎるくらい特別である。
ただ、10月4日(水)に『千人の月見の宴』に、来ることができない人はいっぱいいる。なにしろ日本には、1億二千万人くらい住んでる。その人たちに向けたリターンが必要らしい。大げさだけどね。
どうしたものか? と思案している時、とある懇親会で淀川のヨシでアート照明を創作している塩田真由美さんに声をかけられた。
淀川ブランド推進協議会と千人の月見の宴のコラボができないか、というお誘いである。
「月見のことは、3年前から知ってましたけど、紙本さんが何をなさりたいのか分からなかったんです」
と、塩田さんは首を傾げながら言った。
なんで、月見なのかも、とも。
「最近、どこの川もキレイになってきていて、秋の収穫祭の月見の日に、全国みんなで川で月見ができたら素敵だと」
「淀川ブランド推進協議会という社団法人を立ち上げてて、月見とも一緒にやればいいのに、とすすめられたんです」
塩田さんたちは、淀川流域の商品をいくつか持っているという。
例えば、大阪オイルサーディン、天然うなぎ、ヨシの葉寿司、ヨシのお箸、地酒など。
クラウドファンディングのリターンに持って来いじゃないか!
ぜひ! と言ったのは、言うまでもないです。
文:月見の宴実行委員会 代表 紙本櫻士
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